菜園くらぶ 種と苗と園芸資材の専門店
果樹としては育てやすい部類に入ります。 柿は「ゴボウ根」といって、細かい根が出にくく直根性です。できるだけ土を崩さないようにして植えつけます。 柿は1品種でも実を付けますが、生理落下(熟す前に実が落ちること)や渋が抜けきらないことが多いです。 異なる品種の花粉を受粉させる必要があります。詳しくは各品種の説明にある「受粉樹」をご確認ください。
通気性の良い、湿り気味の肥沃な土を好みます。腐葉土、油粕、牛ふんを準備します。
日当たりの良い場所に直径約50cm程度、深さ50cmの穴を掘り植えます。 植え付け間隔は仕立て方にもよりますが、割と葉張りが出るので、 通常4~5m程度空けて植えます。
自然樹形のまま育てると樹高が高くなりやすいので、主枝を開くように誘引して樹高を抑えます。 2~3年目ぐらいまでは枝の先端を切り戻して新しい枝を発生させ、不要な枝を間引く剪定を行います。 3~4年目からは結実が望めますので、 花芽がつく前年に伸びた枝の先端付近を、剪定の際に誤って切り返さないよう注意します。
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