胡瓜(キュウリ)の育て方
乾燥に弱く、湿りすぎても病害が発生します。インド原産で、肥沃な土地を好みます。
もっとも生育が旺盛な時期には、毎日雌花が咲き、開花から1週間ほどで収穫となります。
病気には弱いですが、健全にさえ育てば管理はそれほど手間ではありません。初心者向けといえます。
【ウリ科で言うと、キュウリ≦カボチャ<<スイカ<<<<<<<メロンくらいの難易度】
家庭菜園でも作りやすいキュウリですが、水はけがよく、風通しのいい土地を好みます。下から5節目くらいまでは花やわき芽を摘み取ると、株元の風通しがよくなり、病気の予防にもなります。
実を小さめで収穫し、株が『なり疲れ』になるのを防ぎましょう。キュウリの生育は早いので、収穫が始まると出来るだけ毎日見回り、早めに収穫を行いましょう。
1.土作り |
| | 連作を嫌うので3~4年ウリ科(ウリ・スイカなど)を作っていない場所を選び、石灰を約1坪あたり500gまき、混ぜ込み酸度調整をしましょう。1週間後、化成肥料500g、牛ふんを施し耕します。 幅80cm、高さ10cmの畝を作り、中央に長さ1m当り、たい肥1.5kgと油粕100gを施して土を埋め戻します。畑の耕起の時点で肥料が施してあれば、あらためて畝の中に油粕などを投入する必要はありません。 むしろ、肥料を撹拌ないのであれば、固まった肥料は肥料あたりを起こす可能性があるので、入れない方がいいでしょう。 |
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2.種まき |
| | 「直播き」の場合、温度が確保できない時期であれば、苗カバーをかぶせましょう。1箇所に5~6粒で1cmほどの深さに播いてください。感想を防ぐために敷きワラや刈り草を敷き、水を十分に与えます。 「ポット播き」の場合は9cmのポットに種まき培土を入れて播きます。 |
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3.植えつけ |
| | 本葉が4~5枚出ている苗が植えつけ適期です。 ※接木苗の場合は継ぎ目を埋めないように気をつけて植えましょう。 |
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4.仕立て方 |
| | 2mほどの支柱を合掌式にくみ、キュウリネットをかけて棚を作ります。最初の方は巻きづるが弱いので、うまく登るようにネットにからませてあげましょう。 |
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5.わき芽かき |
| | 下から5節目くらいまでは花やわき芽を摘み取ると、株元の風通しがよくなり、病気の予防にもなります。 |
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6.整枝 |
(支柱作りの場合) | | 支柱作りのほうがスペースを有効に使えます。 家庭菜園向けです。 5節め以降のわき芽が伸びた子づるは2~3節めで芯をとめます。親づるも支柱の高さにあわせて芯をとめます。 |
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地這え作りの場合 | | 高温や乾燥の害を受けにくくして栽培する方法です。 親づるを7~8節で芯をとめ、子づる、孫づるを伸ばしていきます。 |
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7.追肥 |
| | 連続して実を成らせる作物であるため、追肥は10日~2週間に1度ずつ、化成肥料を1株当たり1握り(40g)ほど与えましょう。その際、株基にばら撒くよりも、株間に穴を開け、投入するほうが効率よく追肥が効きます。。 |
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8.収穫 |
| | 収穫は鮮度を保つため、朝の涼しいうちに行いましょう。長さ20cmを目安に早めに収穫をしてください。キュウリは果実の肥大が早く、収穫が遅れると「成り疲れ」や次の果実の肥大を妨げてしまいます。 |
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