ひえに比べて乾燥に強いですが、低温には弱く、湿地には向かないので水田転作作物には不向き。

肥料が多ければたくさんできるので野菜の跡地や肥沃な土地が適します。味が良く、お餅やお粥など利用法はさまざま。

やせ地にも適し栽培しやすい。
中生で倒伏にも強く多種性です。
粒はややオレンジがかかった黄色でです。

<収穫してから食べるまで>
脱穀(穂から実をとる)、脱皮(実の皮をとる)の作業が必要です。脱穀は、敷物の上に広げ、木槌でたたきます。脱皮は、少量であれば酒ビンなどに入れ、木棒でつついて皮を落としてください。


育て方☆☆----------------------------

畑の準備
1反あたり窒素5kg、リン酸8kg、カリ8kgの肥料を与えて耕します。

種まき
畝間60cm、株間13cm、覆土2cm
粒がとても小さいので、砂にまぜてまくと均等にまくことができます。厚くまくと間引きがたいへんです。
種をまいて土をかぶせたあと、土を鍬で軽く押さえると芽がそろいます。
覆土が3cm以上になると極端に発芽が悪くなり初期生育が低下するので丁寧にします。
※湿害に弱いので多湿の時や大雨が予想されるときは播種しないこと。
種をまいたらワラやもみがらを敷きます。

管理
除草をかねて