【特性】
形は円錐栗型で、果肉は厚く粘質で、しっとりした味わいである。
極早生で着果もよく、食味も良好で果皮の朱色が鮮やかな品種である。
保存できるのが魅力。

【おすすめの郷土料理】
煮物、カボチャと小豆のいとこ煮、鶏肉とそぼろ煮、プリン、シナモン風味のミルク煮など。

【栽培法】
9cmビニールポットに1粒づつまき、たっぷり潅水した後、新聞紙等でおおい乾燥を防ぐ。
本葉3枚以上になるまで20度で管理し、大きくなる毎に鉢と鉢の間隔を開ける。
地温が15度以上まで植え急がない。晴天を選び、あまり深植えしない。
その後、親づるを8節程で摘芯し四本仕立てで栽培する。

【上手に作るコツ】
比較的栽培前半は強靭ですが、梅雨入りより、ベト病、ウドンコ病にかかりやすくなりますので、適宜防除につとめます。自根苗を購入し、栽培する方法も手軽で確実。