【主枝着果】
9月まきで20～30%、11月～2月まきで70～80%、1～2果成りとなる。

【果実】
果長22cmで果重100g、きれいな円筒形で果形の安定性にすぐれ尻細、尻太果の発生は少ない。収穫全期間をとおして濃緑色で光沢のある果実が成りつづける。また果肉がしまった、歯ごたえのあるおいしいきゅうりとなる。

【収量性】
初期から開花・肥大早く、初期より安定した収量が確保できる。果実肥大と枝発生のバランスがよいため、収穫量に波がなく、高い秀品率が得られる。

【草勢】
肉厚な濃緑色の葉で、枝はゆっくりだが確実に発生し、通風採光のよい草姿となる。つる下げ栽培に最適で、初期の樹作りを充分におこなえば摘心栽培もできる。

【栽培のポイント】
とれ始めが早く初期収量があるため、主枝一番果の着果位置はむりをせず30～45cm以上からとし、定植後の活着をスムーズに行い、高い収量性に耐えられるように初期の樹づくりをしっかりとおこなう。